【タイム数値設定】故障のリスク軽減とランニングエコノミー要素の向上を目的とする
タイム数値設定
タイム数値設定 ( 目標タイム ) の目的は、
数値化によってランニングエコノミー向上を指標化することを目的として行うものとします
■ ランニングエコノミー
■ 重要な要素
※ 時間要素の中で
【ランニングエコノミー】ランニングエコノミー要素を高める - トレーニングプログラム研究検証ブログ
① 身体ダメージ率 ↓ ( ダウン )
② スピード / 速筋導入率 ↑ ( アップ )
③ エネルギー消費率 ↓ ( ダウン )
④ 体内乳酸蓄積率 ↓ ( ダウン )
ランニングエコノミーとは、
快適な走行の指標です。( 心理的、身体的 )ランニングエコノミーを ( R ) とし、
タイムを ( T ) とすると① 身体ダメージ率 ( D ) ( Body damage )
② スピード / 速筋導入率 ( x(f) ) ( スピード速筋 : Speed / Fast Twitch )
③ エネルギー消費率 ( E ) { エネルギー : Energy comsuption )
④ 体内乳酸蓄積率 ↓ ( L ) { 乳酸 : Lactic acid }
数式で表すと
ランニングエコノミーが高まれば、
タイムが伸びる計算になります。これらをトレーニングによって、
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②を上げても①③④を下げランニングエコノミーを高めていけるようにします。
☑ タイム数値設定で最重要:身体ダメージ率を下げる、または故障のリスクを下げる
年間でのトレーニングを考えた際、
故障はランニングエコノミーが下がる一番の要因となる。
故障 さ せる こと なく 選手 たち の 潜在 能力 を 高める こと こそ、 本当 の 指導 者 の 役割 だ と 思う の です。
津田 誠一 (2015-12-04). 常識破りの川内優輝マラソンメソッド (SB新書) (Kindle の位置No.198). . Kindle 版.
「 急ピッチ で 強化 する のでは なく、 徐々に でも 確実 に 強化 し て いく」。 これ が 私 の 練習 法 の 根幹 に ある の です。
津田 誠一 (2015-12-04). 常識破りの川内優輝マラソンメソッド (SB新書) (Kindle の位置No.257-258). . Kindle 版.
→ ①を重点的に鍛えていく事でそのリスクを下げていく
・減量と柔軟性、着地機能を高めることで身体ダメージ率の軽減を図る
→ 筋力アップと体脂肪率ダウン、柔軟性アップ、着地ダメージ軽減するトレーニング
・効果的なトレーニング
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→ 減量トレーニング ( 食事制限とタンパク質補給、サプリメント補給、筋トレの複合 )
→ 腹筋、背筋、スクワット、ダンベル
→ 全身柔軟性アップストレッチ
→ フォアフット歩行、フォアフット走行 → プライオメトリクス ( 縄跳びなど)
→ ①を強化後、②③④の強化に移行していく
☑ 数値設定:最終タイム数値設定 / 現時点タイム数値設定と達成後
・上記を満たした後、タイム数値設定をおこなっていく
・その際に重要な点は、①を軸としたタイム設定
■ 最終タイム数値設定
・上記を考慮に入れたタイム数値設定を行う
・1年程度で達成できる数値の設定
■ 現時点タイム数値設定
・上記を考慮に入れた現時点のタイム数値設定を行う
・1か月~3か月程度で達成できる範囲
・状況に応じて、タイム数値を変化させてもOK
( ランニングエコノミー上昇率に合わせて )